ブランドの「スーツ・コート・ワイシャツ・スカート・ブラウス・ワンピース・カーディガン・礼服」・・・・・
オーダーメイドの高級衣類・・・・
ブランドものなどの高級衣類専門の宅配クリーニング店を選ぶ場合には、いくつかのポイントがあります。
高級クリーニング店の検品作業は、安いクリーニング店と比較すると大きな差があります。
@穴・キズ・糸のほつれなどの、衣類が傷付きが広がらないか確認し、クリーニング作業するか判断。
A洗浄中に色が滲み出ることはないか確認。
Bシミ・汚れをチェックし洗浄後に染み抜きが必要かを確認。
Cボタンの素材を確認し、クリーニング作業中にボタンが割れないかを確認
D付属品の有無の確認
などの検品作業を行い、クリーニング作業するか判断します。
「仕上がりに満足しない場合は無料再仕上げ」の広告を見掛けますが、上記の検品作業をきっちり行っている証拠です。
また、賠償基準が明記されている場合も、上記の検品作業をきっちり行っている証拠です。
ウェットクリーニングは、衣類に染み込んだ汗汚れなども綺麗に落とすクリーニング方法で、ほとんどの汚れを落としてくれます。
高い技術と設備が必要になり、ドライクリーニングのみOKという衣類を水洗いするクリーニング方法。
高い技術と設備が必要になるため、料金は高くなり、利用可能な宅配クリーニング店は限定されます。
ドライクリーニングでは汗汚れなどは落とせないため、高級衣類をクリーニングする場合は・・・・・
ドライクリーニング⇒ウェットクリーニングの工程が必要になります。
また、検品時の職人の判断で、最初からウェットクリーニングする店もあります。
ドライクリーニング+ウェットクリーニング=Wウォッシュ加工と呼ばれています。
ドライクリーニングの溶剤には、石油系溶剤と塩素系有機溶剤があり、このどちらかの溶剤を使い洋服を傷めず、キレイにクリーニングします。
この溶剤を何回(何着に)使用しているかがポイント・・・・・
安いクリーニング店は、溶剤を200回〜300回使用して、料金を格安にしている例もあります。
ドライクリーニング特有の臭さは、この溶剤の使用回数が主原因とされています。
逆に、溶剤の使用回数が少ないと、ドライクリーニング特有の臭さも少なくなります。
高級クリーニング店の溶剤の使用回数は、安いクリーニング店と比べると極端に少なく、料金も高くなります。
高級クリーニング店は、下記の3種類のタイプに分れます。
@素材が同じ洋服は、お客様単位にせず一緒に洗浄機に入れてクリーニングするタイプ。
A素材が同じ洋服は、お客様単位に一緒に洗浄機に入れてクリーニングするタイプ。
B洋服一点・一点を洗浄機に入れてクリーニングするタイプ。
衣類を洗浄後に乾かす場合、タンブラー乾燥(回転式乾燥機)を使うと時間を掛けずに乾かすことが出来、効率的ですが衣類を傷めてしまう危険性があります。
その点、自然乾燥・静止乾燥機であれば傷めてしまうリスクが減ります。
袖のほころび⇒縫い付け作業
色落ち⇒補色・染色作業
虫食い箇所⇒「かけはぎ」補修作業
上記のような作業を行ってくれる、高級クリーニング店もあります。